経営理念・行動指針

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ピーター・ティール

ペイパル創業者、テスラ、スペースX、フェイスブックの投資家として有名な、ピーター・ティールの書籍を読んだ。
ピーター・ティール『世界を手にした「反逆の起業家」の野望』【飛鳥新社】

IT事業を単に運営するのではなく、世の中に無いもの、0から1になる事業、n+1ではなく、あくまで0から1の2進法にこだわりをもっているそうだ。投資手法や考えた方は、我々凡人には理解が出来ない部分があるのだろうが、彼の原理原則を知ると、とても哲学的でロジカルだ。

孫正義さんも同じ手法で、ファンドを組成して、テック財閥を築いているが、考え方、手法は同じ様に見えた。

日本人が同じ様に伍する為には、教育を変えないとダメかも知れない。詰込み型をやめて、思考を大事にしないと、国を代表するようなイノベーターは生まれない気がする。メルカリ、サイバーエージェント、GMO・・・、どれだけ夢と希望があり、世の中を激変させるだろうか・・・。

どの企業も時流ではあるですが、人々を救うようなビジネスモデルでもなく、どこか革新性がないのは、教育の問題な気がしてならない。

という私も超凡人なので、二番煎じなのですが・・・・。


さっぱり分からない

1980年~2000年生まれの世代をミレニアム世代と呼ぶそうです。年齢で言うと、18歳~38歳にあたり、意外とレンジが広い。世界中の企業がマーケティングに力を入れている世代です。

当社採用世代に当たるのですが、自分の世代とのギャップ感があり、面接及び採用でも、彼らの機微を理解してあげることが出来ないのが当社の悩みどころです。


ミレニアム世代を日本の中で言いと、一人っ子が多く、親や祖父母からの愛情をたっぷりと受けた人が多く、少子化の影響で、競争も無い為、結果、打たれ弱く、他人との争いや主張を好まない世代だそうです。

私が生まれた環境と比べると差は歴然です。200万人超の世代に生まれ競争だらけだった。同じ日本人でも、文化や育ちに大きな違いがある。確かに双方が分かり合うことは難しい。我々サイドがロジカルにルール化をしない限り、ニュアンスで分かり合えるというのは錯覚に過ぎないのだ。

ただ、時代が変わったからといって、そんなに人の本質は変わらない。おそらく1万年前から変わらないはずだ。その証左もある。

普遍的に人は、いつの時代も元気で愛嬌がある人を好む。ミレニアム世代は真面目で冷静な人が多いと聞くので、まさに対極と言えるだろう。

古典にもこんな記述がある。

源氏物語【帚木】の中で、左馬頭が理想の女性像を語る記述がある。中途半端に教養があって、堅物な女性より、愛嬌があって、気立てが良い人がいいな~、男も女も愛嬌だよねと光源氏に上から目線で語るのだ。(光源氏は藤壺のことばかり考えているので、何を言われても上の空なのだが・・・)

まさに人の本質を言い得ているなと感心しました。真面目で冷静な人は、話しかけづらいが、明るく元気な人だと、周りも元気になり、話し易いとも左馬頭は雄弁に光源氏に語っていた。

とある上場企業では、採用するにあたり、大声を競争させたり、早食い競争でトップになった求職者を採用したと書いてありましたが、生きる力や元気な奴が企業で必要だと理解して、型破りな採用をしていたのだなと、今頃になって理解が出来ました。

真似は出来ないが、採用基準に、元気で愛嬌がある人を第一条件にしても良いかな。




充実した日々?

知人の社長さんが誕生日を迎えて充実した日々を過ごしたいと書いてあった。そうか・・・僕と歳は変わらないが、今すぐ社長を辞めた方が充実出来ると思う。社長業を営みながら充実感を求めるのは無理だと僕は思う。

昨日、登山家の栗城史多さんが21日、エベレスト下山中に死亡した。35歳。低体温状態で発見された。非業の死だ。

きっと、彼は常に死と隣り合わせ、ひりついた感覚を身に纏いながら神経をすり減らし、目的に向かって生きてきたのだろう。充実した日々を過ごしたいなんて言葉が陳腐に、幼稚に聞こえてしまう。世の中を動かしたり、変えていく人に、充実や安らぎ何てものは得ることは出来ないだろう。彼の訃報を聞いて、そう感じた。

サザンオールスターズの桑田佳祐さんのコメントを昨日見たが、グループ結成40周年で楽しい日々はほとんど無かったと書いてあった。常にトップアーチストとしてリスクを取り続けたからだろう。さっさと引退をして印税で暮らすということだって可能だったはずだ。

僕自身も現状維持は可能だ。強みを生かし、リスクを極力回避する。財務基盤を盤石とし、縮小均衡を是とする。企業経営で言う王道だ。恐らく、悩み事も減り、日々が充実するだろう。なぜ、社長になったのか?自分の生き方と矛盾をはらんでまで、安全・安心は僕にはいらない。

僕は、喜びよりも悲痛な日々を過ごしたい。リスクを取って世の中に何かを伝えたいと考えているからだ。そして市井の人で終わりたくない自分がいることも分かっている。しかし、その試みは恐らく99%失敗すると思う。でもそれで良いと思っている。成功すると分かっていることにチャレンジすることに何の対価があるのだろうか?

不条理で無謀なことにチャレンジすることにロマンがあるはずだ。




味気ないな

昨日、某大手回転寿司にいった。一皿90円、100円のお店です。会社の同期が某大手回転寿司のほぼ全店にある機材をリースしているので、その機材がどのように機能しているのか?を見てみたいというのも理由にあり、食べてみました。

極限まで機械化を図っているので、店員さんはちょっとしたお手伝い。恐らく、奥の厨房で機械が握っているのだと思います。
機械的な雰囲気は味気ない感じがしました。

先進的な取り組みを目の当たりしましたが、きっと今後のデイサービスはこんな雰囲気で運営するのかなと思いました。機械化やIT化で介護現場は労働不足を解消することが出来るだろうが、利用者様の立場を考えると機械的な施設に通って楽しいのかな??という疑念が消えませんでした。

余談ですが、サラリーマンの頃、違う某大手回転寿司に業務で伺うことがありました。ブラジルの川魚が、みごとにマグロとして食されているのを目の当たりにしていました。今回、訪問した某大手回転寿司は、どうやって1皿90円で提供しているのか・・・・。私には皆目見当が付きませんでした。


トヨタの危機感

勉強会で話す内容②

トヨタの2018年3月期、当期利益は過去最高益2.4兆円だったが、豊田社長は、EV自動車や自動運転等への危機感を抱いている。

トヨタの危機感とは裏腹に、大抵の人はAIやIT化が人口減少を迎える日本を救い、今後も経済発展を遂げると、誰しも考えていないだろうか?


ちょっと考えてもらいたい、アマゾンの出現によって、何が生まれ、何が失われたか?

生まれたのは、いつでも、どこでも、商品が届くという利便性とベストプライスだ。
失われたのは、小売店と商店街、そして雇用である。(だからアメリカではトランプ大統領が誕生した。)

こんなデータがある。
・アップルグーグル・フェイスブック・マイクロソフトの合計売上高は約250兆円、従業員は約32万人
・トヨタ自動車は23兆円、約37万人

1/10以下の売上のトヨタ自動車の方が雇用する従業員が多いという結果で何が分かるか?
IT企業では、雇用を必要としない。また、IT企業は有能な人材が多く、一般的な国民の就職先とならない為、一部のエリートが利益を甘受し、それ以外の国民は職を失う恐怖と闘わなくてはならない。(メガバンク、生保・損保等の金融機関も含む)

今後、人口減少以上に働く場所が失われる可能性が高い。だからといって受け皿が人材不足の医療・介護に集中し、社会保障費の増大に繋がることも避けなければならない。企業の法人税増加により、国民がベーシックインカムで生活を送ることが可能であれば、IT化は大賛成だが、法人税が増えず、企業内で還流してしまえば、それも叶わない。

日本の事業モデルの崩壊とプレゼンスをどう守っていくかという国家を代表した危機感をトヨタの社長は吐露したのだろう。

医者と言えば、一生安泰だと誰もが思うだろうが、AIと人口減が進めば、現行の医師は余ってしまうだろう。士業も同様だ。例で挙げたアマゾンが悪いわけではないのだが、AIやITが過度に進むと雇用自体が無くなってしまう可能性は否定できない。

誰も見たこともない世界に人間自らの手で進んでいるのが、私はもどかしい。

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