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久しぶりの投稿です。

昨日、立命館アジア太平洋大学(APU)に伺いました。最大の目的は、私が尊敬して止まない出口学長に会うことでした。

 秘書の方のご配慮で出口学長への訪問だけでなく学生によるキャンパスツアーを企画して頂き、この上ない幸せでした。

 
 キャリアパスツアーには、2回生の女性と、途中から4回生の外国の女性、2回生の男性がキャンパスツアーに加わってくれました。学生の皆様は忙しいにもかかわらず、キャンパス内を隅々まで案内して頂きました。キャンパスツアーを通じて、私が感じたのは、常に「学ぶ」、「混ぜる」を一貫させるためにはどのようにしたら良いのか、紹介する学生が様々な取り組みを通じて、それぞれの「学ぶ」、「混ぜる」を実践していることがとても印象的でした。

APUは学生の半分が留学生だそうです。世界大学ランキング日本私立大学版では早慶、上智、ICUに次いで5位、西日本では同志社大学を抑えて堂々の1位とのこと。優秀な学生が集まっている理由が分かりました。

 

 出口学長が常々話している「小さな国連」がキャンパス内に燦燦と輝いており、そのエネルギーを学生から感じることが出来ました。今後の日本がどうあるべきかを考えた場合、日本全体が小さな国連として外国人を多く受け入れることで、将来の日本が大きく変わっていくのではないかという希望を立命館アジア太平洋大学で感じることが出来ました。APUの学生の皆様、学長室の皆様、出口学長この様な機会を与えて頂き誠にありがとうございました。

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福祉の森では介護タクシースタッフを絶賛募集中です。
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介護タクシー若手採用計画

久々の投稿です。
当社は10年後に80台体制を目標に増車・スタッフ採用を行っております。

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横浜・横須賀NO.1介護タクシー事業を目標に会社一丸となって取り組んでおります。
ご興味がある方は是非ともご応募ください。

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在宅で死を迎えること

 萬田緑平さんの『穏やかな死に医療はいらない』(朝日新書:2013年)を読了しました。雑誌で萬田さんのことを知りました。萬田さんはがん患者さんを専門に外来診療・訪問診療を行う診療所を運営しています。終末を迎えたガン患者に穏やかに在宅で暮らしてもらう様、日々、業務に邁進されています。

 

 私が読むきっかけになったのは、身内のガンです。勝ち目のないガン治療に抗がん剤を勧めるのだろうと僕自身、とても不思議でした。悶々と悩む中で、萬田さんの本に出合って目から鱗でした。

 

 萬田さんも本の中で書いていますが、ガン治療の医師の判断は『治す』ということが主眼になっています。例え、根治の可能性が1%でも治療を勧めるそうです。ガン治療を諦めた人がその後、どのように過ごしているのか、どのように亡くなっているのか全く知らないそうです。

  

 医師はどんな状況下でも治療を勧めるというのは本当です。私は職業的に知識がたまたまあったので、年齢や生存率、QOLの維持の観点で医師にがん治療の継続に疑義を唱えると、家族の意思を尊重してくれました。通常の人であれば、医師の勧め通りに、勝ち目のない戦いに挑むガン患者がものすごく多いことを萬田さんの本から知りました。

 

 本を読んで分かったことは、死は怖くない。むしろ、如何に自分の意志で最後を迎えるかが大切だということ。本を読むまでは、病院や施設で亡くなることが私が考える死に場所でした。理由は家族に迷惑を掛けてはいけない・何かあった時に病院に入院していないと不安だというのが理由でした。本で紹介されていましたが、多くの末期ガン患者さんは認知症だったり、寝たきりでなければ、亡くなる数時間前まで元気に自分らしく過ごせることが出来ること。病院で最後を迎えるのは勝ち目のない戦いに挑んで体がボロボロになるから、病院ではいたたまれない死を迎えるケースが多いことを知りました。

 

 職業柄もっと知っておくべきでした。良本です。おすすめですので、自分や家族の最後を考えたい人は是非。

人間とは?

 ハンナ・アーレントの『人間の条件』を再読しています。最近は難解な本を再読することにしているのですが、その時は思わなかったことが同じ文章を読んでも感想が変わっているのが不思議ですね。

 

 人間には『労働』、『仕事』、『活動』と行動を分けることが出来る。マルクス以降、労働に対して価値感が変わり、本来の『活動』の中に内包されている、公的なモノ(政治への関り)が無くなり、私的部分が国家としての意味合いを持つようになってしまった。コロナで言えば、我々、国民が政治に係わり、コロナをどうするかということが無くなり、私的部分:生活や経済を維持する為にどうしたらよいかという話になってしまう。ハンナ・アーレントはギリシャのポリスによって築かれた公的な『活動』が必要だと本では書かれています。マルクスや資本主義の発達により、労働の価値がクローズアップされたが、オートメーション化や分業制により仕事の成果よりも生産性を求められ、労働の価値はむしろ落ちてしまっている。コロナ禍で言えば、テレワークが進み、業務の簡素化がそうだろう。より生産性が上がるのだが、ICTを活用する為、本来の能力や成果をそこまで必要としない。いずれ、その労働の価値も陳腐化して奪われていくだろう。

 

 人間がイキイキ暮らす為には、地域や行政との関わりを持ち(選挙にも行く。政治に興味を持つ)、横断的な業務(分業にしない。職人的な業務を大切にする)を行うことにより、人としての幸福度は維持出来ると、ハンナ・アーレントは示唆していると勝手に解釈しています。

 

 人生100年と言われていますが、ただ生きるだけでは人間の条件には当てはまらない。人間として成長し、世の中にコミットしていこうと思います。

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