経営理念・行動指針

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まずは社福から

厚生労働省は規模の小さい介護や保育の法人に連携を促すための新たな制度を設ける方針だ。企業の持ち株会社に近い方式で複数の法人を1つの法人にぶらさげ、人材や資金を融通して使えるようにする。こうした法人は全国で2万を超え、非効率な運営になっている面がある。経営基盤を強化して、サービスの充実にもつなげる。(日経新聞2019年6月17日朝刊)

大抵の社福は年間売上高3億円未満だそうだ。事務経費を持ち株会社で一括で請け負うことにより、人的資源の再活用及び利益率の向上につなげたいのだろう。次に営利法人も持ち株化への移行を政府は考えているだろうが、M&Aで大手企業がその役を担うことが出来る。いずれにしても、中小・零細が単独で生き残るのは難しそうだ。どの産業も人口減、労働者不足を反映して、大手企業に集約されつつある。単独で生き残る為には独自の強みが必要だ。



利用者様

我々の業界では、お客様を利用者様という。医療が患者様と言うのと同義だ。お客様というとケースにより定義がおかしくなる為、左記の様な呼び方になっている。

美容師業界は辞めて独立すると、お客様ごと持って行ってしまうそうだ。業界の慣習ではないが暗黙の了解ようだ。難しい問題だが辞める美容師について行くか否かは、お客様の判断と言われている。

実は訪問介護業界も上記と同じ問題を抱えている。違う会社に移る、自分で会社を興す際に、自身が担当していた利用者ごと連れて行ってしまう。はたまた利用者様だけでなく、スタッフごと連れて行ってしまう。会社的には連れ去られてしまうのだ。

去年、退職するスタッフにより、ヘルパー・利用者ごと転職する会社に持っていかれてしまった。そもそも病気が原因で就労が出来ない為、退職をしたいという申し出だったので、あとで違うスタッフから聞いて卒倒しそうになった。不運なのか、今月も同様に退職するヘルパーの転職先に利用者を持っていかれてしまった。良い悪いはないのだが、利用者様は担当ヘルパーのものなのか?スタッフのものなのか?という疑問がよぎる。担当ケアマネージャー様も利用者様が担当ヘルパーが良いからと言われてしまうと、拒否出来ないそうだ。業界的にそれは悪習であり、担当ヘルパーが情報を悪用していることだと認識すべき時期に入っているはずなのだが・・・。


先程の私たちの疑問に対する答えは右記になると思う。その行為は、人間として正しい行いだろうか?

正しい行いだと思えばそれで良い。又、自分でなければ、最高のサービスを提供出来ないと思えば、利用者様もついて行くのは仕方がない。ただ、そんな事の大抵は自分の思い上がりだ。独立するのに手っ取り早いとか、そんな私心があるだけだ。


我々は、このようなことが起きるたびに、常に人として正しい行為を全力でしたのだから、過去は忘れて、前を向こうと常にスタッフに伝えている。我々は恥ずべき行為を何もしていないので、堂々と街を歩けるのだ。それで良い。いやそれが一番大切なんだと思う。


先天的?後天的?

今週のニューズウィーク日本版にジョージタウン大学、サム・トポリッキオ教授のリーダーシップ論の講義内容が書かれていた。リーダーシップ能力が先天的か後天的なものか?巷でも話題になる話である。

彼曰く、リーダーシップ能力は後天的に発達するからこそ、リーダーシップ教育プログラムが大学に用意されている訳であり。先天的だとする仮説を一蹴してみせている。

更にリーダーシップ能力が先天的能力とすれば、彼の父が医者だったが、先天的に医者としての能力があったのか?否、大学で医学を学んだからこそ、医者になれた訳であり、リーダーシップ能力も同じことだと論じている。

職場でリーダーになりたい人、将来経営層で活躍したい人には朗報であり、頑張りがいがあるだろう。当然、正しい努力による不断の修練が必要だと思う。

努力により、リーダーとなったは良いが結果、小さな器のリーダーでは、真のリーダーと言えるのだろうか。器の定義は難しいが、私見で言えば自分自身の自己愛の大きさや、リーダーとして何をしたいかにより、器が決まると思う。ビックシングで物事を捉え、リーダーの器を広げる努力が出来れば、誰もが認めるリーダーへと後天的に変貌を遂げるのではないか。それは皆にチャンスがあるはずだ。頭脳ではなく、想いや実行する勇気が必要なだけだ。

特に介護事業は小さなリーダー経営者の集積体であり、リーダーと呼ぶには難しい人が多くいるのも事実だ。厚労省が合併を促し、リーダー経営者の底上げをしたい気持ちは一部賛同出来るが、多くの痛みが出ることには賛同しかねてしまう。

最低賃金の底上げ、人不足による大手への寡占化が他産業で起こるだろうと言われている。日本全体がリーダーの入れ替えも促そうとする時期に入ってしまった。

合併が無くとも、我々の業界にはビックシングで大きな器をもったリーダーが必要だ。自分自身もそこに近づけように切磋琢磨、悪戦苦闘中なのだが・・・。

記事の中で教授がリーダー開発に必要な8項目が掲げられていたが、実行するハードルは相当高い。これが実行出来れば、リーダーとしての資質開発は出来るのは頷ける。彼が授業で求めるリーダーはレベルが相当高いのだろう。内容を見て俄然やる気が出るのは私だけだろうか・・?


幸せなら手を叩こう

好きなことをして生きていこう。自分大好き。趣味最高。仲間最高。世の中、そうなりたい人が多い。なれない人が多いからこそ、フェィクニュース的な言葉やSNSに傍流させられているのかも知れない。

人生は苛烈であり、偶然の集積体だと、様々な古典に語り継がれている。かの岡本太郎さんも、幸せなら手を叩こうという歌を聴くと、日本人の平和ボケに苛立ちを覚えると著書に書かれていた。出版数を漏洩したと糾弾された幻冬舎社長の見城さんも、常に人生の苛烈さへの辛さを書籍に載せて読者に伝えている。罪と罰しかり、箴言集等の古典は人生をどう生き抜くかに対して示唆を与えくれる。要は自分自身で向き合って考えろということらしい。ワイワイガヤガヤでは何も生まれないということなのだろう。


大好きなことだけを実行して人生を過ごしている人もいるが、それを見せモノにして、本を出したり、メディアやSNSで収益化の手段としている人も多くいる。要はみんなが幸せだと感じていないから、希少性が高く、メディアが取り上げるだけであり、みんなが幸せであれば、メディアやSNSで取り上げない。AIやIT化で我々が仕事で関わることも減る可能性は大だが、また新たな仕事が産まれる為、大好きな生き方が出来るとは限らない。幸せと言う言葉に我々は期待値以上の何かを感じてしまいがちなのだ。

僕は基本的に、どこへ出掛けたか、誰と会ったかを楽しそうに写真でUPしたり、楽しいベクトルでブログを書かないのは、ブログを読んで、落ち込んで欲しくないからだ。

そうする理由は、ブログを見た人が、こいつも大変なんだな、暗い奴だな位に思ってもらいたい。そして、読んだ後に、そうか、人生みんな大変なんだな、俺も頑張ろうと思ってもらえると、このブログの書く意味があるのかなと思う。

Facebookで楽しそうなUPをしている人は、人は幸せであるべきという幻惑の渦に他人を巻き込んでいると自覚した方が良いかも知れない。
日曜日にサザエさんを見ると、次の月曜日が憂鬱に感じるのと同じで、楽しそうな内容に楽しくない自分を重ねてしまうと自己嫌悪に陥る。

楽しい内容をUPした次には、悲しさや心の機微が伝わる内容もアクセントで入れてみるのも良いかと思う。

岡本太郎さんの幸せなら手を叩こうなんて糞くらえだと言うのは良く分かる。だって、インスタ映えする写真をUPしている最中に、川崎の小学生が何も罪が無いのに殺されてしまっている。人生は苛烈であり、偶然の集積体だと、被害者家族はマザマザと思い知らされるが、何も被害が無い我々は相も変わらず、幸せモドキばかりを探し続けてしまうのだ・・・。



人生100年時代

政府が2000万円程の老後資金が必要だと発表した為に、野党を中心に糾弾されてしまった。

統計を見ると高齢者の平均貯蓄額が1600万円台(富裕層除く)もあり、実は無理がない提案だったらしい。貯蓄額がゼロの高齢者世帯が30%強も存在する為、貯蓄額ゼロ世帯から見ると2000万円がとんでもない数字に見えるだけであり、マスコミ的にはそのことを言わない方が視聴率が良いのだと思う。

昭和40年の平均寿命は67歳だった。60歳受給の場合、年金を7年の支給で済むので年金は破綻しない。しかもその当時の高齢者は総人口の6.2%しかいない(現在、29%)。
昭和40年に人類が100歳まで生きると想定出来たならば、60歳から40年も現役世代からもらい続けることは不可能と判断し、賦課方式ではなく、積み立て方式で制度設計をしただろう。誰も長寿になると想定不可能だったのだろう。

小泉政権で年金は100年安心と言ってしまった為、2000万用意することへの不満が噴出したとも言える。統計的には実現可能な発表なのだが・・・。

国民年金に対しても糾弾されることが多いが、国民年金はそもそも個人事業主が一生涯にわたり、働く前提で設計したものだ。国民年金で老後働かずに暮らすことは不可能だ。その辺りの混同も今回の糾弾に拍車をかけている気がする。

サラリーマン時代に入社時に人事から説明を受けたのは、60歳定年時に退職金2000万円、厚生年金+企業年金月45万円支給と言われた。今では企業年金も減額&支給年数も大幅短縮されているだろうが、ある程度の企業勤めの場合には2000万円は余程でない限りは達成しているはずだ。

プログラミングや英語の授業を小学校から導入するのであれば、投資や運用も授業に入れた方が良い気がする。




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