ブログ

ホーム > ブログ > 社長ブログ> 生産性を上げろと言うが

生産性を上げろと言うが

 DX、IT化による生産性向上、脱炭素化と世界的な流れになっており、日本も追随しているが、作業のダブリ、モレ、省力化を推進する為には非常に有用だと考えますが、GAFAのようなイノベーションを起こすには生産性よりも規制緩和や高度な移民が必要だと思う。ただ規制緩和や高度な移民政策を行うと格差が思いっきり出来るので、良し悪しだと思います。

 要は一人頭の売上高を上げて欲しい。無駄な作業時間を削り、空いた時間で付加価値を付ける努力をして欲しいというのが国のメッセージだと理解していますが、個人的には日本人のマインドとは相いれないメッセージだと思えます。元々の日本は長時間労働、安い労働力による安価で丈夫な製品づくり、行き届いたサービスなどで世界を席巻しました。価格以上の付加価値を付けて、且つ安価にすることにより、高度成長期を迎えた経験即且つ成功体験が染みついており、ある意味国民性でもあります。ユニクロもそうですが、価格以上の機能と品質を生む出すのが日本のお家芸であり、商売の基本とされています。キーエンスの様な営業利益50%を超える様な企業は日本では美徳とされていない気がします。そんな状況下で生産性を上げ、価格帯を引き上げるのはなかなか至難のことだと思います。

 私個人の考えで言えば、日本は莫大な金融資産を抱えているので、世界の投資家的な役割且つ利回りで食べていけると思う。莫大な金融資産を上手く、世界の成長企業や不動産に投下出来れば、世界の成長を上手く享受出来、そこそこの暮らしが維持出来るのではないか。

 脱炭素で言えば、日本には山が多く、風も少ない為、再エネする場所が無い。地熱も難しい。水素事業も民族的な差別もある為か、主導権をアングロサクソン系に握れてしまい、厳しい状況は続くだろう。しかし投資は自由なので、生産性を上げて付加価値を増やす考え方よりも投資立国にシフトした方が良いと個人的に思う。
 
 日本人のマインド的は、汗水流して働くことが美徳というのは、私も同様です。財政赤字を解消し、人口減をどのように乗り切るかを考えると、投資で稼ぐのもありだなと考えるようになった次第です。縮小均衡や人口減を防ぐための移民増加は文化の破壊や痛みを伴う為、かなりの覚悟が必要であり、最終手段だと思う。多くの移民を入れてきたヨーロッパがそうだ。アメリカは人工国家として誕生したので、移民を受け入れるマインドがあるので上手くいっている様に見えるだけだと思う。

個人的は膨大な借金があっても投資出来る膨大な資産があるのであれば、投資した方が良いかなと思います。

お気軽にお問い合わせください。ホームヘルパー・ケアマネージャーの派遣やデイサービスについて、ご質問・不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。電話番号ご利用者様の方(介護タクシー・その他) 045-762-2181/法人様・求職者の方 045-762-0851

メールでのお問い合わせはこちら